こんにちは
ボクシングエクササイズ・パーソナルトレーナーの原です。
パンチは背中の筋肉を使用する事から、打つことで背中を引き締めることが出来るのですが、身体の使い方を覚えれば、お腹回りをシェイプアップする事が可能です。
以前のブログでも説明しましたが、ボクサーのお腹回りを見れば一目瞭然です。
試合に出るような方は皆、引き締まったウエストを持っています。
もちろん、トレーニングだけでは引き締まったウエストは手に入りませんので、試合の日程に合わせて食事をコントロールし、体脂肪をカットしていくのです。
この記事では、パンチがお腹周りの筋肉にどう働きかけるのかを説明しています。
脇腹シェイプ
脇腹には、外腹斜筋・内腹斜筋があり、総称して腹斜筋とう筋肉があります。


この筋肉は読んで時のごとく、腹部にあり斜めについている筋肉です。
お腹の前には腹直筋という筋肉がありますが、そこばかり鍛えても、引き締まったウエストは作れません。
腹斜筋は、上体を側屈や回旋する時に作用する筋肉ですので、ほとんどのパンチ動作で使う筋肉なのです。
パンチの中でもフック(横から打つパンチ)は、体重移動しながら身体を左右に回旋させるため、ダイレクトに筋肉を使うのです。
いくら食事をコントロールして体重を落としても、筋肉が無ければ引き締まったウエストは手に入りませんので、脇腹のトレーニングは、ウエストシェイプには欠かせません。
そして、冒頭でもお話ししました腹直筋も、体勢を変えてパンチを行うことにより、ハードに効かせながらトレーニングする事が出来ます。
プランクパンチ
『プランク』は、体幹トレーニングでは良く耳にするトレーニングで、トレーニング本にもよく出てきます。
それだけベーシックで、効果も高いトレーニングということです。
プランクも体幹トレーニングのひとつで、一ヵ所ではなく、様々な部位(筋肉)を使ったトレーニング方法です。
プランクはキープするだけでも腹筋などを使っていますが、その状態から前に向かってパンチをすることで片腕支持となり、さらなる負荷とバランス能力が求められます。
バランス能力や筋力を高めるためには、身体が左右にぶれない事が大切です。
筋力やバランス能力が低いと、身体をコントロールする事が出来ず、潰れてしまったり、強くパンチを打つことが出来ません。
フラフラする場合は、パンチを打つ前の段階として、片手でプランクをキープし、反対側の手は前や横など、様々な方向に動かす練習で筋力やバランス能力を高める事ができます。
そういった様々な要素が入った動作ですので、簡単そうに見えても、とても奥深いトレーニングです。
まとめ
今回は二つのパンチに焦点を当ててご説明しましたが、基本的にパンチはほぼ全ての動作で腰を使います。
腰が入っていないパンチは弱いですし、動きが綺麗ではありません。
パンチ力が強くなってきたということは、体重移動や腰の回転、下半身と上半身の連動が出来るようになってきたという事ですので、シェイプアップ効果も出てきやすくなります。
さらに私(原)のパーソナルでは、お腹周りを使った筋力トレーニングを多く行います。
理想の身体に向けて、トレーニングをしていきましょう。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。