子供の頃、漫画やアニメのヒーロー者やスポーツ、格闘技などを観て、自分も強くなりたいと思った事はありませんか?

 

私(原)は子供の頃、ドラゴンボールや、テレビゲームだとファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどが大好きでした。

 

それぞれストーリーが好きでしたが、単純に強くてカッコイイ人に憧れがあったのを覚えております

 

厳しい修行を乗り越え、強い敵と戦う事により強くなっていく主人公や仲間たちを見て、私も強くなりたいなと考えるようになりました。

 

私がプロボクサーになろうと思ったのは辰吉選手とウィラポン選手の試合を観たのがキッカケですが、もしかしたら子供の頃からの憧れが関係していたのかもしれません。

 

よく、プロボクサーにはどうやってなるのか聞かれる事があります。

 

今回の記事は、経験を元にプロボクサーになるまでに必要な練習やジムの選び方について簡単にまとめてみました。

 

プロボクサーになる訳ではなくても、どうやったらなれるのかご興味のある方はぜひ、ご覧ください。

ボクシングジムへ入門する

プロボクサーになる為には、日本プロボクシング協会に加盟しているボクシングジムに入門し、プロテストを受け、合格する事で晴れてプロボクサーになる事が出来ます。

 

始めのステップはボクシングジムへ入門する所から始まります。

 

そこで、目的に合わせてどういったジムへ入門するかがとても大切になります。

 

それは、『実績があるか』『強い選手がいるか』です。

 

世界チャンピオンや日本チャンピオンを輩出した経歴やプロボクサーが多いというのは実績になります。

 

実績があるという事はトレーナーの質・設備などの環境が良い可能性が高く、強い選手も多いと思います。

 

私が実際にボクシングジムを決めた理由は、実績と選手です。

 

理由は単純です。

 

強くなる為には、自分より強い選手を観察する事や、一緒に練習する事が必要だからです。

 

これはボクシングなどの格闘技だけに限らず、ビジネスでもなんでもそうだと思います。

 

私が入門した【横浜光ジム】は世界チャンピオンも輩出していましたし、当時、現役の日本チャンピオンもいて、強い選手もゴロゴロいました。

身体を創る

スポーツ選手は、そのスポーツで勝利するために専門の身体創りをしていきます。

 

ボクサーにはボクサーの身体創りがあります

 

一般の方のイメージでは、ボクサーは良く走ると思っている方が多いです。

 

実際にその通りたくさん走ります。

 

私も良く走りましたが、走る事で足腰が鍛えられ、心肺機能も向上してきます。

 

パンチは腕で打ちますが、腕力や上半身の力だけではなく、下半身の力がとても重要です。

 

足腰が弱いと体重が乗ったパンチが打てない為、パンチ力にも影響してきますし、心肺機能が低ければ、高いパフォーマンスが継続出来ません

 

走る時のポイントは、平坦な道ばかりではなく、山道や上り坂、階段など、様々な条件の場所を走る事が大切です。

 

ボクシングは心拍数を一定に保つ競技ではなく、一瞬の打ち合いが行われます

 

そういった時により力強く、少しでも長く身体を動かし続ける為には無酸素性能力を高めておく必要があるからです。

 

無酸素性能力は全力ダッシュサンドバック連打など、息が切れる程の状態で追い込むようなトレーニングで養う事が出来ます。

 

しかし、とても身体の負担が大きいので、疲労を溜め過ぎないようにしましょう。

基礎を覚える

ボクシングには、フットワーク・パンチ・ディフェンスといった、基礎練習があります。

 

どれも並行して覚えていきますが、それぞれのポイントについて、簡単にご説明していきます。

 

フットワーク
フットワークは攻撃と防御のどちらにも必要な大切な基礎の一つです。脚を使ってステップを踏む事でリズムを掴み、相手のディフェンスを崩し、パンチを当てやすくします。また、ステップを踏む事でパンチが当たりにくくなる為、防御でもフットワークは必要です。
パンチ
プロボクサーは相手を倒す為に習得します。その為には脚の使い方を覚え、パワーやスピードを増す事が必要です。パンチは上半身だけの力だけではなく、下半身の踏ん張りや使い方がパンチ力に影響するからです。また、当てやすくするため、モーションが読まれにくい『ノーモーションパンチ』など、技術を身につける事も必要です。
ディフェンス
相手のパンチでダメージを受けないよう、パリー・ブロッキング・スウェー・ダッキングなど、様々な避けるテクニックがあります。ボクシングは拳で顔や体を殴りあう格闘技です。ディフェンスが下手で相手のパンチを受けてばかりいると、大怪我をしてしまったり、脳障害が起こってしまうリスクもあります。ボクシングの試合となると、観る側からすればハラハラするような打ち合いが好まれやすいですが、メイウェザー選手やパーネル・ウィテカー選手は戦績はもちろんの事、ディフェンス技術でも評価されています。私は個人的に、パンチのスキルよりも大切なスキルだと考えております。

サンドバック打ち

基礎で覚えたパンチを打ち込むトレーニングで使用します。

 

ボクシングジムには天井から吊るされたタイプが多くあり、大きさが様々あります。

 

ボクサーに蹴りは無い為、腰から下まであるサンドバックは基本ありませんが、下から上に打ち上げるアッパーカットを打ち込める特殊な形をしたサンドバックもあります。

 

サンドバック自体に重さがある為、打ち込んだ感触はかなりのもので、パンチを打つ為に必要な筋肉が付いてきます

 

心肺機能向上は連打で追い込みましょう。

ミット打ち

ミット打ちはトレーナーが持ったミット目がけてパンチを打ち込みます。

 

サンドバックと違い、トレーナーが打つ場所を決めてミットを様々な位置や角度に置いてくれるので、素早いコンビネーションを打つ事が出来ます

 

また、ミットで打ってくる事もありますので、ディフェンスをしながら打ち込む本番さながらの練習が出来るのも特徴のひとつです。

 

そしてサンドバックは動かない為フットワークはそんなに必要無いのですが、ミットは人間が持つ為、動きます。

 

動きへの対処が必要になる為、こちらもフットワークで対応し、動きながらでも良いタイミングで打てるよう練習を繰り返しましょう。

 

サンドバックとはまた違った練習が出来る為、必要不可欠なトレーニングです。

マスボクシング

マスボクシングはディフェンス感覚やパンチを当てる感覚、フェイントなどを使う実践に近い練習ですが、パンチを当てずに寸止めで行う、又は軽く当てるだけで行う為、怪我をする危険性が低く安全に行う事が出来ます。

 

ある程度基本を習得してから行う事により、技術の向上が見込めます。

 

ご自分のレベルと同等以上の相手と行う事で上手くなっていくので、自分より上手い人がいる環境に身を置いた方が良いのはこの為です

 

マスボクシングは安全にボクシングを楽しめる事から、【ヒットマスボクシング】という名称でしっかりとルールがあり、大会まで開かれています。

 

個人戦や団体戦があり、ランキングまで用意されていますので、ボクサーとしてのレベルを上げていきたい方にお薦めです。

スパーリング

ヘッドギア(頭部を守る)やノーファールカップ(股間を守る)という防具を付けて、試合さながら本気で打ち合う練習です。

 

相手も本気ですので、サンドバックやミット、マスボクシングよりも緊張感が高く、最も成長が望める為、試合が決まるとコンスタントに行います。

 

対戦相手と同じ体格で同じレベル位の選手がいれば、その選手を対戦相手と見立ててスパーリングを行う事が出来ます。

 

特にサウスポーの選手は少ない為、対戦相手がサウスポーの場合は対策が必須です。

 

同じジム内にサウスポーで同じ体格の選手がいない場合、他のジムにお邪魔してスパーリングを行わせていただく事もあります。

 

そして、当たり前ですが防具を付けていても当たり所が悪いとケガをします。

 

ヘッドギアのタイプにもよりますが、パンチを受けて鼻血が出る事もありますし、下手をすると鼓膜が破れる事や肋骨が折れる事もあります。

 

行う時には十分注意をして行いましょう。

 

余談ですがスパーリングスパークリングと間違える方がいらっしゃいますが、『スパーリング』が正解です。

プロテスト

基礎を身につけ、マスボクシングやスパーリングで実践経験を積んだらいよいよプロテストです。

 

プロテストの内容は、ペーパーテストスパーリングを行います。

 

ペーパーテストの内容はルールやボクシングに関する比較的簡単な質問ですので、前もって勉強しておく必要は無いレベルです。

 

それより、スパーリングが主になりますので、こちらに全精力を注ぎましょう。

 

スパーリングの前に体重測定をしますが、同じ位の体重の選手とスパーリングを行う事になります。

 

実は、勝ち負けは関係なく、審査員による判定で合格か不合格が決まります

 

採点される大切なポイントは、スタミナ・ジャブクロスがしっかり打てるか(ワンツー)・ディフェンスが出来ているかが特に大切です

 

余談ですが私は二回目のプロテストで合格しました。

 

一回目も手ごたえはあったのですが、ジャブクロスではなくフックを多用してしまった為、評価されなかった可能性が高いと反省しました。

 

プロと違って時間は2分30秒となり2ラウンドだけですが、後楽園ホールという大舞台で行う為か、いつも以上に疲れます

 

走り込みサンドバック連打スパーリングでスタミナを十分に付けてから望みましょう。

 

ボクサーのスタミナには短い時間で高出力を出し続ける能力も必要になる為、走りであれば階段や坂ダッシュ、サンドバックであれば20~30秒連打の繰り返しなど、インターバルトレーニングも組み込みましょう。

まとめ

プロボクサーになる為に大事なことは、

  1. 強い選手がいるジムに所属する
  2. 基礎をしっかり習得する
  3. 誰よりも練習する
  4. マスボクシングやスパーリングで実戦に慣れる

これらが必要です。

 

今回の記事ではプロボクサーになる事を前提に書いてきましたが、プロを目指す前に知っておかなくてはならない事があります。

 

それは、プロボクサーはお金にならない事実です。

 

世界に行き活躍出来たボクサーは良いのですが、日本チャンピオン位では食べていくのは難しいと言われています。

 

正直、商売として考えたら割に合わない仕事です。

 

ですが、私を含め多くの選手が考えている事だと思いますが、お金の為に行っていないと思います。

 

皆さん、それぞれ熱い大きな想いを持って行っていると思いますので、満足いくまで続ければよいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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