プロボクサー時代の減量法

こんにちは

私は23歳でプロボクサーになり、28歳で引退しましたので、5年間プロとして活動しておりました。

試合は全10試合行い、10回減量を繰り返してきました

食事についてはブログ『ボクサーの減量ってどうやってるの?』で簡単にご説明いたしましたが、今回はその具体的に行ってきた方法を公開いたします。

10試合行った中で、コンディション作りを失敗した事が数回ありました。

失敗したのは、主に減量経験の少ない初戦から数試合です。

なるべく早く落とし、その体重をキープする方法

まず、デビュー戦から3試合位までは、失敗したらどうしようという思いから、約一ヵ月からかなり早いペースで食事を減らし、ある程度落としてからその体重をキープするよう、食事量をコントロールしてきました。

その結果、体重は落ちていたのですが、元々少ない体重からの減量でしたので、落とした体重をキープするのがとても辛かったのです。

ブログ『ボクサーの減量ってどうやってるの?』でも簡単にご説明しておりますが、練習の時も試合の時も、身体に力が入らず、いつもフラフラしていたように感じます。

そしてさらに、『鬱』っぽくなってしまった時もありました。

その時の事は今でも鮮明に覚えているのですが、軽く走る(時速6~7km)位でもフラフラして真っすぐ走る事が出来ず、身体全体に力も入りません。

そして訳も分からず、涙が溢れる事がありました。

その症状以外でも、

・歩くスピードが遅くなる
・顔を上げて歩くのが辛い
・頭を洗うのが辛い(手を肩より上げるのが辛い)
・元気が出ない
・力が出ない

など、私生活に支障が出るほど調子が悪くなりました。

その時はフィットネスクラブでアルバイトをしていたのですが、仕事にも集中出来ず、減量と疲労がピークになる試合の一週間前からはアルバイトを出来る範囲で休みにして、コンディションを整える事に集中しておりました。

そんな状態でも、プロは試合の一日前に計量があり、パスしてしまえば試合まで何kg増えていても関係ない為、身体が驚かないよう、ゆっくりご飯を食べて身体をある程度回復させる事が出来ました。

しかし、この減量法では弱った状態が長く続く為、活動量が減ってしまい、ベストパフォーマンスは出せませんでした

そして、次は、今までと逆のパターンで、初めはゆっくり落とし、試合直前に水分をグッと絞って一瞬だけ規定体重に入れるという減量法に変えました。

計量前日にサウナで一気に水分を落とす

次に試したのは、減量開始は4週間ほど前からゆっくり落とし始め、なるべく身体に負担をかけないようにしながら、計量前日に一気に水分を絞るという方法です。

人間の身体は成人だと約60%が水分だと言われておりますので、計量が終わる前の一日だけ、水分を我慢しようという戦法です。

その手法として、ドライサウナを活用しました。

私がアルバイトをしていたフィットネスクラブにはサウナがありましたので、営業前などに少し温度を下げ、ちょびちょび水を飲み(水を全く飲まないより、少しずつ飲んだ方が結果多く汗が出る為)、出たり入ったりしながら約一時間ほど経つと1kg~1.5kg落ちていました。

比較的身体の負担が少ないので良い方法かなと思っていたのですが、悪い点があったのです。

それは、身体の感覚が狂うという事を身をもって実感しました。

サウナに入って汗を流したあとは、間違いなく流した汗分、水を欲するはずですが、喉が渇いた感覚が無いのです。身体は乾いているはずですが、なぜか水が飲みたくならない。そして、残る疲労感。

これって絶対に身体の感覚が麻痺している!!

当時そう感じました。

もしかしたら、サウナを使った方が楽に、そしてパフォーマンスも維持しつつ、落とせる方がいらっしゃるかもしれませんが、私には合わなかったようで、試合の時、やはり力が入らず、良いコンディションは作る事が出来ませんでした。

補足ですが、私が計量前日にサウナに入るのは、規定体重まで一気に落とす為であって、サウナで脂肪や体重を落とそうと思って行った訳ではございません

サウナや運動で汗をかいて体重が落ちたと喜ばれる方がいらっしゃいますが、それは水分が出て体重が落ちただけですので、そのあと水分や食事を摂れば、元に戻ります

もちろん、水分を摂らなければ体重は戻りませんが、乾きはずっと無くなりませんので無理をしているだけです。

水分を摂りましょう!

そして掴んだ、身体に負担の少ない減量法

私が現役時代に掴んだ負担が少なくパフォーマンスが保てる方法は、一気に食事を落として体重を落とすのではなく、ゆっくり時間をかけて少しずつ食事量を減らし、胃袋を小さくしながら落としていく方法です。

この方法はボクサーだけでなく一般の方にも超オススメな方法です。

しかし、格闘家のように体重制限がありどうしても目標体重まで数日しかない場合は、サウナを使う代わりに自分の身体を動かして自然にかいた汗の方が、身体の感覚が狂う事は無かったのです。

私の場合、ボクシングジムでのジムワーク(サンドバックやミット打ち)で汗を出していました。

この方法が現役中、私にとって一番良いパフォーマンスで試合に臨めるコンディションを作れたのですが、引退して数年後、栄養について学んでいた際、さらに良い方法に巡り合えたのです!

ファスティングとの出会い

ファスティング・・あなたはご存知でしょうか?

ネットでファスティングと調べればたくさんのサイトがヒットするはずです。

 

私がその中で実践して特にダイエットに効果的だったのは、一日二食の【プチ断食】という方法です。

この方法が私が実践した減量法(ダイエット)の中で一番楽に体重を落とす事が出来て、パフォーマンスも高く保つ事が出来ました

ファスティングには様々な方法がありますので、詳しい説明は次のブログで書きたいと思います。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

 

>最高の自信とは・・

最高の自信とは・・

いつまでも若々しく強くしなやかな身体から生まれる