ボクサーのウエストは男性も女性もとても細いです。
正確には、しっかりと筋肉も多いのですが、背中(広背筋)がさらに大きい為、細く見えます。
では、なぜ脂肪がなくスッキリ引き締まっているのでしょうか?
それは、パンチを打つ動作でお腹周りと背中の筋肉をたくさん使っているからです。
もちろん、それだけではありません。
食事管理も行っていますが、今回はトレーニングに焦点を当ててご説明します。
なぜならば、パンチはほぼ全て、身体全体(特に脚と腰)を使って打ちます。
体重移動と身体の回転が大切で、これらが連動する事により、強力なパンチが打てるのです。
ちなみに、腰が入っていないパンチを、『手打ち』と業界では呼びます。
腕の力だけのパンチですので、弱く、ダメージを与えられないパンチです。
つまり、ボクシングは腕の筋肉だけではなく、身体全体を使っている為、身体全体の筋肉が刺激される事により、引き締め効果があるのです。
ウエストシェイプには連打とフックが効く!
パンチは身体全体の筋肉を使うとご説明しましたが、お腹周りを最も刺激するオススメのパンチは、『連打』と『フック』です。
『連打』は、両手をご自分のアゴの位置まで上げて脇を締め、左右交互に、リズミカルに真っすぐ前に向かってパンチを繰り出していきます。
ポイントは、先ほどご説明したように腕だけの運動にならないよう、脚・腰を使い、身体を小さく左右に振りながらパンチを繰り出していきます。
この時、早く強く打てば打つほど、お腹周りの筋肉が刺激されるので、スッキリ見せる為の筋肉がしっかりとついてくるのです。
そして『フック』は、両手はご自分のアゴの位置で脇を締め、身体を回旋させながら腕を横に広げ、そのまま体重移動しながら横に打ち抜きます。
身体を回旋させる事により、脇腹の筋肉(腹斜筋)に大きな刺激が入ります。
したがって、これらのパンチを手打ちではなく、脚と腰を使って打てるようになれば、お腹周りをスッキリさせる事が出来るキッカケをつくる事が出来ます。
背中の引き締め効果もある
パンチは腕を伸ばして、そして始めのポジションに戻すまでが一つの動作です。
その動作の中で、腕を引く時、背中上部の筋肉【広背筋】を使います。
ボクシングの基本ですが、パンチの打ちっぱなしは良いパンチとは言えません。
伸ばした腕はなるべく早く元の位置に戻す事により、ディフェンスになるのです。
そして身体にとっても、腕を早く戻す事により、広背筋をさらに使いますので、筋肉に刺激が入り、引き締め効果が現れてくるのです。
ワンピースや水着などをスッキリと着たくないですか?
とても素敵な、可愛い洋服を見つけても、背中に自信が無いから見送る・・・そんな事にならないよう、背中を引き締めておきましょう。
美しい後ろ姿を作るには、お腹周りや背中上部の引き締めは必須です。
さらにターゲットを絞った腹筋の筋力トレーニングを取り入れると、さらに相乗効果がありますよ。
そんなウエストが欲しい方は、料金をご確認の上、ぜひご体験ください。
最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。