トレーニングを始める、又は試してみるにあたって、効果はもちろんのこと、安全面は大事な項目ですよね。
いくらお腹痩せやシェイプアップ効果が高かったとしても、怪我をするリスクが高ければ、長く継続する事は困難です。事実、私は現役のころ、ケガをして、練習出来ない期間が何度もありました。
しかし、それは試合に出るようなプロの話しです。
とにかく強くなる為、必死にトレーニングをした結果です。
あなたはプロになる訳ではありませんよね。
高い効果のみ追求し、大切なポイントに注意すれば、安全に行う事が出来るのです。
では初めに、どういったケガのリスクがあるのかをご説明いたします。
手首を痛める可能性がある


パンチを実際に打つボクシングエクササイズトレーニングでは、手首を痛める可能性がございます。
ご想像しやすい事だと思うのですが、手首を曲げた状態でパンチを打つと、真っすぐに衝撃が伝わらず、曲がっている部分(手首)に負荷がかかります。
手首に度重なる負荷がかかると、腱鞘炎や捻挫など、痛める危険があります。
その為、怪我を回避する為にも、パンチは手首を伸ばして真っすぐ打つ事がとても大切です。
「え、真っすぐ打つなんて簡単でしょ?」
と思われるかもしれませんが、いざパンチを打ってみると手首が曲がった『猫パンチ』になってしまう方は意外と多いのです。
パンチの中で特に、相手の顔を横から打つフックや、アゴを下から上に向かって打ち上げるアッパーは、軌道が横や下から打つパンチで正面から打たないので、技術的にも特に注意が必要です。
肘を痛める可能性がある
パンチを打った時、目標物に届く前に肘が伸び切ってしまうと、肘が過伸展して、ビリっと痛みを感じる事があります。
これはよく、動いているサンドバックを打っている時にタイミングが合わず空振りした時や、目標物に対して真っすぐ打てなかった時に起こる可能性があります。
また、ミットの時も、タイミングが合わずに空振りした時に起こる可能性があります。
一回や二回くらいならどういった事も無いのですが、習慣化すると常に痛みを感じるようになってしまいます。
このように、上手く打てないとケガをするリスクがあるのです。
・・・ですが、ご安心ください!!
ボクシングエクササイズパーソナルでは、マンツーマンでのトレーニング指導をさせていただきますので、初めての方でも一からパンチの打ち方を分かりやすくお伝えいたします。
キレイに打ちたい方には細かい所までお伝えしますが、とにかくストレスを発散したいときなどは、余計な事は言いません(笑) ケガをしないように私は細心の注意を払いますが、好きなように打っていただければと思います。
そして叩くのはサンドバックなどの重いものでは無く、私(原)が持つミットを打っていただきます。
ミット打ちは、トレーナーのタイミングや力加減が大切で、気持ちよく打てるかどうかはトレーナーの技術が大きく左右されますが、上手い方のミットは打っても手首に負担が無く、痛める危険はほとんどありません。
私はプロボクサー時代、サンドバック打ちや対人練習で何回も手首を痛めた事がある為、痛めない方法を熟知しております。
今回のブログではボクササイズでのケガのリスクについて書きましたが、リスクで言えばどんなトレーニングにもリスクはつきものですので、『どんなリスクがあり、どんな回避策があるのか』を知っている事が重要です。
正しく打ってリスクを最小限に抑え、楽しく効果的なトレーニングを行っていきましょう!
最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。