ボディメイクの考え方【バランス編】

目標とする身体になるため、トレーニングをすることは間違いではありません。

 

しかし、どのようにトレーニングをするかが大切です。

 

例を挙げると、お腹を引き締めるという目標でトレーニングを始めた場合、腹部の筋力トレーニングを手段のひとつとして行うと思います。

 

さて、お腹だけひたすら筋力トレーニングをして食事を管理していれば、お腹は引き締まってくるのでしょうか?

 

確かに、正しくトレーニングを重ねれば、変化が見られると思います。

 

しかし、腹筋と背筋のバランスが崩れて、痛みや姿勢に影響が出る可能性があります。

 

今回の記事は、ボディメイクをする上で大切なバランスについてご解説致します。

体表面の筋肉は基本的に対になっている

筋肉はその性質上、収縮(縮む)することしか出来ません。

 

その為、人間の体はあらゆる方向に体を動かせるよう、骨格筋は基本的に筋肉が対になっています。

 

言葉にすると難しく感じますが、人間の体の動きで考えると分かりやすくなります。

 

例を挙げると、立位で真っ直ぐ立ち、両手は体の横に自然に下ろします。

 

その状態から肘を伸ばしたまま腕を前方へ持ち上げると(肩関節の屈曲)、肩の前の筋肉(三角筋前部)が収縮する事によって腕が持ち上がります。

 

両腕を降ろし、今度は肘を伸ばしたまま後ろに伸ばすと(肩関節の伸展)、背中(広背筋や三角筋後部など)の筋肉が収縮します(※広背筋は腸骨稜後面・仙骨後面・第七胸椎~第五腰椎と第十~第十二肋骨から始まり、上腕骨の小結節稜についています)

 

この時、筋肉はどのように作用していたのでしょうか?

 

まず、腕が前方に持ち上がる時、背中の筋肉は弛緩しており、逆に腕が後方に持ちあがる時、肩の前の筋肉は弛緩しています。

 

つまり、力を発揮して伸びているように見えて、実は対になっている反対側の筋肉が縮んで伸ばされているのです

 

片側のトレーニングばかりしていると、そちら側の筋肉ばかりが強くなり、反対側の筋肉(拮抗筋)とのバランスが崩れてくる可能性があります。

片側だけトレーニングしていると身体のバランスが崩れる

天に向かって真っすぐ伸び、胸が開いて生き生きとした姿勢になる為には、筋肉のバランスが大切です。

 

対になる筋肉とのバランスが崩れる事により、過剰な筋肉の張りや痛み、姿勢不良として表れる場合があります。

 

その為、トレーニング自体もバランスを見ながら組み立てる必要があります

 

例えば、冒頭の例では腹筋(腹直筋)のみを行っていると背筋とのバランスが崩れてくる可能性がある為、背筋(脊柱起立筋群)のトレーニングを行い、バランスを取る事が出来ます。

 

ただし、脊柱起立筋は普段姿勢を保つ時にも使用している筋肉の為、その辺りのバランスも考慮する必要があります。

 

さらに日常生活のクセや体の使い方によっても筋バランスは変わる為、それらも加味しながらトレーニングを行う必要があります。

姿勢によって筋バランスは変わる

筋トレによって筋肉のバランスが変わるように、日常生活の姿勢によっても筋バランスは大きく左右されます。

 

例えば一日中座って仕事をされている方は、どうしても背中が丸まりやすくなる為、胸の筋肉が硬くなり、肩の後ろや肩甲骨内側の筋肉が伸ばされやすくなります。

 

そこに重力が加わって負荷がかかり続ける事によって肩こりなどの症状が出てしまうのです。

 

日常生活での癖や姿勢が与える影響はとても大きく、根本を改善する事によって症状が緩和される事があります。

まとめ

体を動かす筋肉は基本的には対になっており、どちらか一方を鍛えすぎるとバランスが崩れて姿勢不良や痛みが出る事があります。

 

ボディメイクをする上では、現在の姿勢や疾患など現状を把握した上で、バランスよく筋力トレーニングを行っていきましょう。

 

場合によっては、硬い筋肉はほぐしやストレッチが必要になりますので、それらも織り交ぜながら行うと良いでしょう。

 

知識があるなら別ですが、自己判断は危険な場合がありますので、始めは専門家に見てもらうのが良いかと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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