こんにちは
ボクシングエクササイズ・パーソナルトレーナーの原です。
あなたはトレーニングと聞くと、どんな想像をされますか?
筋力トレーニングや、スポーツなどの技術トレーニングでしょうか?
トレーニングには、様々なやり方や種類があります。
そしてどのやり方でも、目標や目的を達成する為、効果を得る為に行うと思います。
そのトレーニングには、長い時間を掛けて行う比較的低強度から中強度の運動や、逆に短い時間だけど強度が高いな運動など、時間と強度によっても、身体にかかる負荷や生産されるホルモンに違いがあります。
今回は「時短」トレーニングについてお伝えしたいと思います。
時短トレーニングの魅力
『時短』
と聞くと、あなたは何を思い浮かべますか?
『時』と『短』と書いて時短。
ウィキペディアなどで調べると、『時間短縮』の略だそうです。
現代、私たちの身の回りを見渡すと、『時短』は多く存在します。
自転車、車、電車、飛行機などの移動手段。
時間を短縮するとどうなるのか?
そうです。
一つの作業の時間を短縮出来れば、より多くの事を限られた時間で出来るようになります。
情報化社会になり、インターネットで調べればほとんどの事が調べられます。
仕事も多様化してきている為、短時間で精度が求められる時代でもあります。
一日が短く感じませんか?
それは、一日に行う事が多いため、そう感じるのだと思います。
多様化する現代いおいて、トレーニングに長い時間を掛けられない方が多くなってきていると感じます。
そんななか、短い時間のトレーニングで効果を出す為には、「効果的なやり方」というものが存在します。
短い時間で効果は出すには
短い時間でも大きな成果をあげるには、強度が必要となります。
『強度が高いトレーニングでは、脂肪は燃焼しにくいのでは?』
と思われる方もいらっしゃると思うのですが、間違いではありませんがその見解は変わってきています。
確かに、高強度な運動は、脂肪ではなく、糖質を主なエネルギーとして使用するのですが、運動後のカロリー消費が上がるということが現在、明らかになっています。
『HIITトレーニング』
聞いたことはございませんか?
HIITとは、『高強度インターバルトレーニング』の事を言います。
簡単にご説明すると、短時間で一気に身体を追い込み、短時間休憩、そしてまた一気に追い込むというように、身体を使います。
『タバタプロトコル』というHIITトレーニングがあるのですが、そのトレーニング時間はたったの4分間です。
たったの4分間ですが、本気で行えばかなり疲れます。
4分間の内容は、20秒間全力で動き、10秒間休む。
それを8セット行うというものです。
私は以前、ランニングマシン使い、坂道全力ダッシュ×8セットを行ったことがあるのですが、息が切れ、とても疲れました。
しかし、その分効果は抜群で、VO2MAXの向上や、アフターバーン効果が望めます。
アフターバーン効果とは、高強度なHIITトレーニングなどを行うと発生する現象で、運動後も多くのカロリーを消費する事です。
その継続時間は38~48時間とも言われており、短期間で身体を変化させるのに、私はとても有効な方法だと考えております。
分泌されるホルモン
高強度トレーニングを行う事によって、生産されるホルモンがあります。
成長ホルモン
聞いた事がある方が多いと思います。
「若返りホルモン」とも呼ばれ、筋肉の合成や脂肪燃焼に関係しているホルモンです。
そのホルモンがより多く分泌されます。
さらに、「カテコールアミン」というホルモンも分泌されます。
このホルモンは脂肪を分解し、血中に押し出す作用があります。
これらのホルモンが高強度トレーニングを行う事により分泌されるのです。
まとめ
高強度なトレーニングはキツイです。
ですが、効果もさることながら、爽快感や、やり切った感があり、私自身のトレーニングにも取り入れております。
身体も応えてくれます。
私は高強度トレーニングを推奨しておりますが、何を選ぶかは、あなたの自由です。
ぜひ、あなたに合ったトレーニングを見つけてください。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。