静的ストレッチはタイミングが大切

ストレッチには主に運動の前に行うウォーミングアップストレッチと運動後に行うクールダウンストレッチがありますが、正しく行えていますか?

 

一般的にウォーミングアップでは体温を高める事が重要とされている為、動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)を行いますが、クールダウンでは上昇した体温や心拍数を平常時まで緩やかに落とすよう、静的ストレッチ(スタティックストレッチ)を行います。

 

静的ストレッチは、正しく行わないと逆に筋肉や腱などの組織を痛める恐れがあります

 

良かれと思って行ったストレッチで身体を痛めてしまっては元も子もありません。

 

今回の記事では静的ストレッチにフォーカスして解説していきます。

静的ストレッチの役割

静的ストレッチ(スタティックストレッチ)は、静止した動きで筋肉や腱を伸ばします。

 

筋肉の連続的な収縮や弛緩がない事から筋温の上昇も無く、主にクールダウンに使用されます。

 

なぜならばクールダウンの目的が『疲労の軽減』『体芯温度を下げる』『柔軟性の向上』の為、運動後に行う必要があるのです。

 

フィットネスクラブ等でトレーナーやインストラクターにより行われているトレーニングやレッスンは、運動後に必ずストレッチを入れると思います。

 

それには、ちゃんと理由があるのです。

 

自己流で行っている方も、ぜひ取り入れていきましょう。

 

ではなぜ、疲労の軽減など身体を守る働きをする静的ストレッチが逆に身体を痛める事があるのでしょうか?

なぜ痛めるのか?

実は、静的ストレッチは行うタイミングや身体の状態によって痛める事があるのです

 

なぜならば、筋肉は伸び縮みします。

 

ゴムのようなイメージです。

 

ゴムは柔らかければ伸びますが、硬ければ伸びず、それでも力を入れて伸ばそうとすると切れてしまう事があります。

 

筋肉にも同じことが言えて、硬い状態で無理に引っ張ると切れてしまうことがあるのです

 

筋肉が硬い状態というのは、使わなくて凝り固まった状態、又は逆使いすぎて硬くなった状態がありますが、筋温も関係しています。

 

筋肉は筋温が低いと伸びにくくなり、温まってくると伸びやすくなります。

 

つまり、筋肉が硬い状態で伸ばしたり、筋温が低い寝起きや身体が冷えた状態で無理に伸ばしたりする時に起こりやすいのです

 

実際に、私がプロボクサー現役の時、疲労が溜まり過ぎて筋肉が硬くなってしまった時、静的ストレッチを行った際、腰を痛めたがありました。

痛めない静的ストレッチの行い方

上記でご説明してきたように、筋肉が柔らかく、筋温が高い状態で伸ばしす事が大切です。

 

筋温は外気温の影響を受けやすいので、冬など気温が低い時は、室内の温度をコントロールしたり、身体を動かしたりして筋温を上げてから静的ストレッチをしましょう

 

凝り固まった筋肉は、伸ばす前に弛める必要がある場合があります。

 

弛め方は筋膜リリースや圧迫・揉捏法など様々な手技や方法があります。

 

人それぞれ筋肉の硬さや状態は違いますが、自分自身で良い状態や悪い状態の筋肉の硬さを把握する事ができれば、良いコンディションを作りやすくなるはずです。

まとめ

まとめると、筋肉が柔らかく、筋温が高い状態で静的ストレッチを行う事が望ましいという事になります。

 

ですので、お風呂上りに静的ストレッチをするというのは理にかなっていると言えます。

 

間違っても朝起きてすぐ静的ストレッチをするなんて事はしないでください!

 

朝は身体が硬い状態ですので、とても痛めやすいです。

 

動的ストレッチで身体を温めましょう。

 

ラジオ体操なんていうのも良いと思います。

 

最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

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