プロフィール
小中学生の頃、8年間剣道に修練し礼節を学ぶ。
中学・高校ではバスケ部に所属。高校では陸上競技と競輪部にも所属し、試合では数々の賞を獲得。しかし過度なトレーニングで腰と膝を痛める。
23歳の時、ボクシング元世界チャンピオン、辰吉丈一郎が、世界戦で何度打たれても倒れない姿に感銘を受け、ボクシングを始める。
横浜光ジム入門後1年2ヶ月でプロテストに合格し、2007年東日本新人王トーナメント戦にてベスト4の実績を残す。
引退後はフィットネスクラブのトレーナー業に専念し、10年で延べ7000人のトレーニングプログラムを作り、個々の目標に合わせた運動プログラムの作成と伴走を行う。
その後、アメリカ発祥のキックボクシングサーキットジム【9ROUND】の認定インストラクターとなり、お客様のトレーニングサポートを行う。同時に脂肪燃焼に特化した英国発のプログラムFATBURN EXTREMEマスタートレーナーとして、各地でインストラクター養成とイベントレッスンを行う。
そして2019年10月、個々のお客様の目標達成に全力を注ぐべくボディメイクトレーナーとしての活動を開始。
17年以上続けてきたボクシングから得た技術、そしてメリハリのある身体創りに適した自体重メインの筋力トレーニングを融合したお腹痩せに特化した独自メソッドは、ボクサー体型を導き、お腹引き締めに最適なセッションとして確立する。
ストレスの発散もできるミット打ちボディメイクセッションに人気があり、ボクサー気分を味わいながら身体を変えたい女性から多くの支持を得ている。
ボディメイクトレーナーになった理由
私は元々身長が低く、身体も小さい子供でした。
中学の時、一気に身長は伸びたのですが、身体は細く、当時バスケ部でしたが、同学年の男子と比べて身体が小さかった私は当たりに弱く、バスケをやっても力負けしていました。
例えるなら、身体と同じく気持ちまで小さくなっているような感じです。
私は自分に自信がありませんでした。
二十歳を越えたある時、プロボクサー辰吉丈一郎選手の試合を観ました。
その試合、辰吉選手は相手に殴られても殴られても打ち返し、フラフラになっても打ち返し続け、意識がなくなるまでパンチを出し続けたのです。
結果は辰吉選手の負けでしたが、私は最後まで全力で諦めずに向かっていく辰吉選手の生き方に涙を流すほど感銘を受け、ボクサーになる事を決意しました。
辰吉選手から、どんな時でも絶対に諦めない勇気を教わりました。
そして始めたからには、夢は世界チャンピオンです。
しかし、試合を重ねる度にプロボクサーでいる事に違和感を感じ初めました。
ボクシングは大好きです。
練習も好きです。
しかし、リング上で同じく厳しいトレーニングを積み尊敬すら値する選手を殴り倒す事に迷いが生じ始め、私は約5年でプロのリングを降りました。
世界はおろか日本チャンピオンにもなれなかった・・。
しかし、振り返ってみると、そこには自信に溢れた自分がいる事に気づきました。
私はプロボクサーとして厳しいトレーニングを乗り越え、多くの強い選手と戦ってきました。
その結果、強い体と心、そして自信を手に入れていたのです。
辰吉丈一郎選手に憧れ、命を懸けてボクシングを行ってきた結果だと感じました。
それらの私が培ってきた経験と技術、想いを、より多くの必要としている方に届ける為、ボディメイクトレーナーになりました。
トレーニングを始め、諦めずに続ける事で身体が変わり、変わる事で自分に自信が持てるようになります。
マンツーマンで徹底的にコミットするパーソナルトレーニングで、目標達成を全力でサポートさせていただきます。
生涯現役が私のミッション
私自身のミッションであり、私に関わる全ての方にそうであってほしいと考えております。
生涯現役という四字熟語は、実はまだWikipediaにも、国語辞典にも載っていないようですが、私は【生涯を通してやりたい事が出来る身体を持ち続ける事】と捉えております。
お洒落がしたい。
いつまでも魅力的でいたい。
いつまでも健康でいたい。
海外旅行に毎年行きたい。
フルマラソンに毎年出たい。
これらを叶える為には、一生付き合っていくご自身の身体が大切です。
人の身体は動かなければ動けなくなるもの。
フルマラソンに出続ける為には、それなりの身体である必要がある為、それに見合ったトレーニングが必要になります。
しかし、激しすぎるトレーニングも身体を壊す恐れがあります。
目的・目標に合わせたトレーニングを行い、生涯現役の身体を一緒に手に入れましょう。
ボクサーならではの
引き締まったお腹を作る
ボクサーフィットネス・ボディメイクトレーナー
私は神奈川県横須賀市に生まれました。
裏山で遊ぶような自然児で、毎日真っ黒になるまで遊んでいました。
当時、父は飛行機の部品をつくる会社に勤めている人でした。
何でも自由にやらせてくれて、遠くから見守ってくれる器の大きな父でした。
小学校2年生のころ、友人の勧めで剣道を始めました。
この時「礼に始まり礼に終わる」という作法の原点を学びました。
体育館に出入りする時には必ず一礼をします。
そして座るときは必ず正座です。
そんな作法がたくさんありました。
守れない時は、大声で怒られたり叩かれたりもしていたので厳しかったです。

【子供のころ、8年やっていた剣道を通じて礼儀作法を徹底的に学びました】
「もう遅いよ」と言われても目指すは世界チャンピオン
辰吉丈一郎選手に憧れ、ボクサーになる決意をしましたが、地元にはプロ選手が多く所属するジムがありませんでした。
そこで選んだのは、世界30ヵ国にあるゴールドジム。そこでボクシングを始めました。
教えてくれる指導者はボクサーでは無かったのですが、プロのキックボクサーでした。
そのコーチが素晴らしく、どんどんボクシングにのめり込みました。
「センスがいい」といつも褒められたのでその気になったのかもしれません。
この頃、私の中で「世界チャンピオンになりたい」と本気で思うようになりました。
1年の歳月が過ぎ、プロボクサーになるため、プロテストが受けられるボクシングジムを探し始めました。
そこで選んだのが横浜光ボクシングジム。
私が入門した時、現役のチャンピオンがいました。
私がこのジムに入りたいと言うと会長から「23歳だと遅いよ」と言われましたね。
でもそのときの私には関係なく、やってやろうという気持ちが逆に強くなりました。
久里浜にあるフィットネスクラブにアルバイトで入社し、そこで朝から夕方4時まで仕事をして、その後、2時間位はジムに通って練習です。記憶が飛ぶような練習メニューに耐えました。
休日は、近くの裏山で練習をしました。今思えば明らかにオーバーワーク。
練習のしすぎで膝や腰・肩なども痛めてしまいました。
その頃の経験で、どこまで追いこんでしまうとケガに繋がるかがわかるようになりました。
そしてジムに入ってから1年2ヶ月でプロテストに合格し、プロデビューを飾りました。
ちなみにこの頃、身長は174センチあり、体重が61キロくらいありました。
私が選んだスーパーバンタム級は55.3キロの体重制限があります。
試合のときは5キロ以上減量しなければなりませんでした。
プロボクサーは「体重を自由にコントロールする仕事」と言っても過言ではないかもしれません。
減量しても動けなくなってしまったら試合に勝てません。
だから食べ方などについては勉強を重ねました。
オーバーワークにならないような適度の運動と食べ方を少しコントロールすれば体重は落ちる。
そして筋肉をしっかりつけても体が重くならないようにする。
このときの知識や経験は、今のダイエットプログラムにすごく役立っています。

【左は現役選手の頃の私です。ボクシングを通じてメリハリのある身体の作り方を覚えました】
その結果、2007年 東日本新人王トーナメントに出場し、ベスト4の結果を出しました。
密かに積み上げてきた「トレーナー」としてのキャリア
プロボクサーを引退して、さて次はどうしようか考えていました。
するとそれまで働いていたフィットネスクラブのチーフトレーナーに「社員にならないか」とお誘いをもらい、私は正社員になりました。
ボクシングを続けつつ、ジムのトレーナーとしてこれまで7000人余りのお客さまの運動メニューを組んできました。

【お客さまの目的・体質・性格に合わせた運動メニューを考えるのが私の仕事です】
この頃はパーソナルトレーナーではないのでお客さまを選べません。
ジムにいらした人すべてに向き合い続けてきました。
ちなみにどんなお客さまに向き合い続けてきたか、その一部を紹介しますね。
・細マッチョになりたかった事務職の若い男性
・趣味のテニスで動ける体を作りたかった会社員の男性
・内臓脂肪を減らしたかった会社員の中高年男性
・ゴルフで飛距離を伸ばしたかった会社員男性
・ふりそで(二の腕)を引き締めたかったアパレル店員さん
・ポッコリお腹を引き締めたかった販売員の女性
・ヒップアップしたかった主婦
・太ももを細くしたかったキャバクラ嬢
・体力アップしたかったピアノの先生
・フルマラソンを完走したかった会社員男性
・血圧を下げたかった還暦を過ぎた女性
・肩甲骨の可動域を広げたかった主婦
・変形性股関節症でも動ける体を維持したい主婦
・肩凝りを改善したかったデスクワークが多い会社員
・腰痛を改善したかった還暦を越えた男性
・・・とこんな感じです。
ここに全て書くと夜が明けてしまうくらい色々な方の期待に応えてきました。
どんな要望や体格のお客さまにも対応してきたのは自信になりました。
10年間のトレーナーとしての経験は、
パーソナルトレーナーとして独立するためのいい修行だったと思います。
全米NO.1【9ROUND】でミットのスキルを磨く
サーキット型キックボクササイズにインストラクターとして3年ほど勤めました。
ここではお客様にパンチやキックの打ち方からコンビネーションをお伝えするのがお仕事です。
パンチはプロボクサー時代に培ったスキルがありましたが、キックは現役のキックボクサーから教わり、初めは弱かったキックも、練習を重ね強く蹴れるようになりました。
そしてここではインストラクターがお客様のパンチやキックをミットで受けるトレーニングがあります。
お客様はキックボクシング初心者もいれば経験者もいますので、老若男女、様々な方々のミットを行い、ミットを受けるスキルが向上しました。
ミットは簡単そうに見えるかもしれませんが、力を入れすぎて受けてしまうと、パンチを打った方の手首を痛める危険性があります。
かといって力を抜きすぎると、打った感覚が無いので、絶妙な力加減が必要なのです。
こうして生まれたウエストシェイプに特化したエクササイズ
最大の売りはボディメイクです。
一人ひとりの体形や体調を見極めて、目的にあったエクササイズを考えます。
ダイエットしたい人はそのためのトレーニング。
体を大きくしたい人にはそれに合ったトレーニング。
驚かれるかもしれませんが、ボクサーの体の動かし方は、シェイプアップをしたい女性にはぴったりなのです。
「原さんのウエスト目指します」とよくお客さまに言われます。
ボクシングにはストイックとか厳しい減量というイメージがあるかもしれませんね。
でもボディメイク用のエクササイズとしてちょっとした改良を加えるとそんなことはないのです。
私は選手時代にやってきたことをベースに、女性の方にも無理なくできるようなエクササイズを考えました。
すごく簡単にご説明すると、ウエストシェイプを中心としたミット打ちと、身体に負担の少ない自重トレーニングをミックスしたものです。

【ボクサーフィットネスは体を引き締めるのに最高のエクササイズです】
しかも「ミット打ち」なので、ストレスの解消にもぴったりです。
ダイエットには最も効果的なエクササイズだとボクシング時代の経験から確信しています。
逆に私のような体の線の細い人が、引き締まった細マッチョな体を作ることも可能です。
ボクシングエクササイズのいいところは、そんな両方の人に対応できることです。
更にボクサー時代に培った食事の指導ももちろんできます。
安心してください。無理な減量は絶対にさせません。
お客さまはボクサーになるわけではなく、あくまで身体づくりのために運動するのですから。
無理のない食べ方をしないとリバウンドしますし、続けることができませんので。
揺るぎない2つの夢
今の私は毎日が充実しています。
それは、大きな目標があるからです。
ボクシングエクササイズを通じて多くの人に理想の身体を手に入れて欲しいのです。
私はボクシングから人生を学び、多くの宝物をいただきました。それは、諦めずにやり続ければ必ず結果が出るという確信と、日常生活を楽しく過ごす事が出来る心と身体の強さです。
私は、私の人生を変えてくれたボクシングを生涯続けていきます。
そして、より多くの方にボクシングから得られた恩恵をその方が求める形に変えてご提供していくのが使命と考えています。
いつまでも自信を持って輝いて欲しいです。
更に私にはこんな目標があります。
年齢や性別関係なく、ひとつの空間でそれぞれの目的のために運動が出来る場所を作りたいと考えています。
子供からシニアまでが同じ空間でそれぞれの目的の為に体を動かすことができるフィットネススタジオを作りたいのです。
ボクシングエクササイズだけではなく、どんな年代の人にも対応できるプログラムを用意できる強みを活かしたいと思っています。
そのスタジオを通じて多くの人に心と体の健康を提供し続けることで社会に貢献できたらと思っています。
ボディメイクトレーナー 原大輔
【保有資格】


